え~AMなくなるって!!
今年、2024年2月1日から、日本のAMラジオ13社34局が放送休止?!
世間に疎い私は、今週のお題「ラジオ」というのがなければ、AMラジオが、なくなっていっている(休止している)なんてまったく、知らなかったと思う。
今、2024年5月なので、もうすでに、3が月も前に・・・
調べてみて、ビックリ!だった。
☆AM放送をやめる理由
2019年、「日本民間放送連盟が、AM放送の経営の厳しさを理由にAM放送をやめて、ワイドFMへの一本化を要望して、総務省もそれを容認した。」
☆ワイドFMの放送化への流れ
実は、その動きは1991年からすでにはじまっていた。
同年9月26日富山県の北日本放送が、日本で初めて、ワイドFMの放送を始めた。
・・・そして、
2015年、2月7日、首都圏のAM放送局3局が、ワイドFMの放送開始。
その3局とはTBS、文化放送、日本放送だ。
その後に上記の2019年の「ワイドFMの放送への一本化を総務省に要望」の発表。
今年、2024年2月1日~2025年12月31日試験的にAM放送停止
(試験的ってなんかもう決まっていることにクレームを出されない対策か?)
2028年民間AM放送44局すべてワイドFM化の民間AM終了予定
(見落としかもしれないが総務省のHPには「2028年終了」の記載が見当たらなかった)
☆ワイドFMとは
特徴は、津波や地震などの災害の影響を受けにくい雑音にも強く、聞き取りやすい。(メリット)
周波数帯は、
FMは76,1MHZ~89.9MHZ、
対してワイドFMは90,0MHZ~94,9MHZ
ちなみに、TBSは90,5MHZ,文化放送は91,6MHZ、日本放送は93,0MHZ
だから、90,0MHZ未満の目盛しかないラジオでは受信できない。(デメリット)
☆調べてわかったことや思ったこと
日本のラジオリスナーは全体の52%、そんなにたくさんの人がラジオを聴いているのには驚きだ。
最寄り駅から徒歩2分の所に住む私はめったに車に乗らないが、誰かの車に乗せてもらった時は、ほとんど、ラジオがついていたので、なるほどの数字なのかもしれない。車の中で聴いている人多いよね。
9.11のボランティアで東北を目指した時に乗せてもらった車でも、ラジオを聴いていた。帰りは、FM横浜が入るようになると「やっと戻ってきた!」って感じになった。(ただいま!ホームタウンって)
日本初のワイドFMが富山県なのは、黒部ダムをはじめとする登山者が多い山岳地域なのは納得だ。
ワイドFM受信可能なラジオ機器へと買い替えをするのは、物価高騰の今、大変!電気屋さんにはとても有難いことだろうけどね。
家にある何年も使っていない2台のデッキを見ると、2010年前後に買ったデッキはデジタルで84,7MHZまでしかでなかった。(私は、ワイドFMは聴かないから別にいいんだけれど・・・)
これは民放のことなので、NHKには関係のない話で、NHKは以前のまま変わりなし。
夏休みの子供会のラジオ体操、昔は放送を聴きながらしたものだったが、今は録音データが当たり前。だから、時間も子供会によってまちまち。参加も不参加も自由。
まあ、AM、あってもなくてもいいじゃない。ここまできて、この結論!
ごめんなさい!
私、AMでもFMでもワイドFMのリスナーではないので・・・
実は、私は、スマホアプリで海外のラジオを聴く人、昨日から復活だけれど。
☆私にとってのラジオ
ティーンエイジャーの頃、中南米の音楽に触れられたのはラジオのおかげだ。感謝!
コロナ直前、仕事の休憩時間に、スマホアプリで、どこの国のかわからないサルサ専門のラジオをきいていた。
スペイン語はわからないけれど、踊りたくなるような、テンションをあげて元気回復させてくれたラジオだった。
その後、仕事も変わり、スマホも変わり、そのアプリのこともすっかり忘れていたが、昨日、思い出ししてサイトを探してみた。
すると、探し出したものの、スマホのセキュリティが警告を出した。もしかしたら危ないアプリだったの?!セキュリティは遠い国のアプリを「出所不明」にしてしまうの?
でも、それを探す過程で発見したドミニカ共和国すべてのラジオ局が選べるアプリをセキュリティは「安全です」を出した。だから遠い国だからとかは関係ないようだ。ダウンロードして聴いてみた。
YOUTUBEでいつもドミニカ共和国のメレンゲやパチャータを視聴しているので、聴きなれた声をすぐ聴けると思ったら、そうではなかった。
聴き始めて4ch目のラジオ局でやっと、知ってる声に出会えた。
マニー-クルスの歌、ミリー・ケサダの歌。迷子が帰り道をやっと探し当てた気分だ。
選んで観るYOUTUBEと、どんどん流れてくるラジオでは、
三角ピラミッドのてっぺんと底辺くらい違うのかもしれない。知ってる気になっていたのがホント、恥ずかし~い。
ラジオは広い底辺の、時と共に流れる情報を大海のようにを持つ媒体なのだ。
ラジオ文化を楽しもう!