オーロラの魔法とは?


オーロラの魔法

 

昨日、石川、兵庫、京都から東の地域、約30か所以上で、オーロラが観測されたと、

美しいオーロラ写真が、いろいろな媒体にたくさんあげられている。

世界中のあまりの美しい宇宙イベントにTV(YOUTUBEの画面)から離れなれない~!

 

概要

 

1,オーロラとは

太陽の4分の3は水素で、中心の温度は約1500万℃、

この水素が核融合して、ヘリウムとなり熱や光を出している。

太陽の低緯度で爆発現象が起きることをフレアといい、

そのフレアで放出された太陽風が地球まで到達して、

地上90~600mで大気と衝突して、空に発光する現象がオーロラ。

通常では、北極、南極など高緯度地域に現れる。

                                   

2,低緯度オーロラとは

大規模なフレアが起こると、大量なプラズマ粒子が飛び出し、

それが地球に到達すると、地球の磁場が乱されて磁気嵐が発生、

すると、普段オーロラが見られない地球の低緯度の地域でもオーロラが見られる。

これが、低緯度オーロラ。

今回、2024年5月11日から、今まさに現在進行で世界各地で観測されている。

アメリカ、ドイツ、スペイン、イギリス、スイス、日本の各地。

 

3,高度とオーロラの色

地上80m~100mにできるオーロラの色は、パープル、

♡♡ここ2~3日の間に世界各地からの映像で

たくさんの紫色、ピンク紫、ラベンダー色のオーロラの写真や動画が

ネット上にあがっている。

どれくらいの高さかというと、 

例えば、80mの建物は、川崎市役所台3庁舎、18階建。

     100mの建物は、横浜マリンタワー

 

地上100m~200mにできるオーロラの色は緑、

 ♡♡高緯度のオーロラ、過去のオーロラ映像に多いかも。

地上200m級の建物は、東京汐留カレッタ(無料展望台がある)46階建て213m

※200mってアラモアナのホテルで46階に泊まったけれどそんなに高くなかった。

 

地上200以上でできるオーロラは赤、

♡♡映像や動画を見ると、赤より、オレンジっぽいのが多い。

地上300m級建物は、横浜ランドマークタワー

スカイツリーは640m。                                            

スカイツリーよりも横浜ランドマークタワーずっと低い高さでオーロラできるのね!

かなり低いところにオーロラが見えるってこと!すごい!

 

4、過去のオーロラ

日本最古のオーロラの記録は、620年。日本書紀には「赤気」と記されている。

1770年9月17日(明和年7月28日)のオーロラはたくさんの人々がパニくって、

多くの記録を残している。

「扇の様」とか、「するめのようだ」とか、江戸時代の人たちはおもしろい。

近年では、1957~8年(昭和て32~33年)、北海道、新潟、広島、山口で観測。

1989年も北海道で。                                                                                  

結構、調べるとぽろぽろとでてくる。

けっこう、今までも、歴史の中で世界中の人も日本人も低緯度オーロラを見てきたのかもしれない。

 

5,銀河鉄道スターリングトレイン

2023年3月20日 22:17、アメリカ合衆国アラスカ州常設カメラが捉えた動画がすごい!YOUTUBEにウエザーニュースがアップしている。

なんと、

グリーンのオーロラのカーテンの向こうに銀河鉄道が走って行く。

 

その正体はイーロン・マスクの率いる宇宙開発企業スペースX(SPX)のスターリンクトレイン.連結型人口衛星だ。

ホント、素敵だから是非とも観てみて!

 

6,地球のへの悪影響

 一昨日、2024年5月11日、アメリカ海洋大気庁は、電気系統やGPSに異常が報告されたと発表。

 イーロン・マスクのSPXでは衛星インターネットに支障が出たという。

( 5月12日のANN news)

 

オーロラは綺麗だけれど、太陽フレアの影響で、電気系統、GPSなどに不具合が起こるかもしれないと言われている。

最悪の場合は、スマホが使えない、無線が使えない、停電になるGPSも使えない。レーダーもつかえなくなり、航空機などが運航困難になる。カーナビに誤差がでる。

 

最悪の場合は大変だ。

 

でも、大丈夫!上空は大変かもしれないが、地上は地球の磁場に守られているから。

 

7,肉眼とカメラ

石川県の天文台の人だったか、

「肉眼では見えないけれど、カメラを向けたら、綺麗にオーロラ映像をとれました」

こんなことを言いながらオーロラの説明をしていた。

これについても調べてみた。

性能の良い機器や撮影技術で、カメラは、

例え、弱い光だったとしても何秒か、固定することで、

弱い光がまとまって見える位の光になって写すことが出来る。

だから、肉眼で見えていなくてそこにあるもの写せるのだ。

シャッタースピードの調節だ。

夜空の星、オーロラ、人のオーラ、オーブ、幽霊、天使、などなど。

 

最近のスマホは夜でも綺麗に撮れる。ということは、何かあると思ったら、

そこにスマホのカメラを向けてみよう!素敵なものが写っているかもしれない。

 でも・・・ゾクゾクするときは、やめたほうがいい。

 

8,人間のシャッタースピード

人もカメラのシャッタースピードを調節するように自分の目を調節できないだろうか?

オーラをみたくて、トレーニングする人を見たことがある。

彼女はサードアイに気持ちを集中して、目の焦点を意図的に外して人のオーラを見る。

そんなトレーニングをしていた。

 もしかしたら、これが、シャッタースピードを調節するトレーニングでもあるのかもしれない。

 

オーロラ、オーラ、オーブ、綺麗なものを肉眼でいつでも見れたらいいね!