昨日の月(霞月)
概要
1,今夜の月は?
2フラワームーンとは、
3ほかの満月の月の名前
4,「フラワームーン」の入ったタイトルの映画『キラーズオブフラワームーン』
5,「キラーズオブザフラワームーン」の背景
6,「キラーズオブザフラワームーン」の原作
7,「キラーズオブザフラワームーン」の主人公は?
8,最後に
1,今夜の月は
今夜の月は満月、午後10時53分に満月になります。
今日、まん丸になります。満たされた月フルムーン。
だから、新月にかけた願いが叶ったことを祝い、感謝する日です。
収穫のお祝いと感謝、先月の願いに限りません。
かつて何かしら望んでいたことが今、叶っていませんか?
叶っていたこと探しをしましょう。
何らかの豊かさに感謝しましょう。
この後、満月はだんだん欠けてゆきます。
このかけてゆく月に魔法をかけてみましょう!
何か減らしたいこと、コンパクトにしたいこと、片づけたいことはありますか?
月の欠けるのをイメージしながら、
それ、それらが小さく、または無くなっていくのを意図しましょう。
自分自身にそれができるとアファメーションします。
新月にそれ、それらが片付いた、無くなったことを喜んでいるのをイメージしましょう。
もしも、大きすぎで次の新月は無理と思ってしまうなら、それに見合ういつかの新月にそうなって喜ぶあなた自身をイメージします。
これで、魔法はかけられました。
あとはもう確認不要です。安心して忘れてもかまいません。
よくないのは、途中で「うまくいっていない」と
それを無意識にキャンセルしてしまうことです。
安心して魔法をかけたご自身をしんじましょう!
2,フラワームーンとは
「フラワームーン」とは5月の満月のことです。
ほかに「ミルクムーン」『ウサギ月』という名前もあります。
この「フラワームーン」は様々なキーワードを持っています。
「成長」
「カリスマ性」
「人間関係」
「絆」
「豊かさ」
「復元力」、回復力」、
などです。気になるものがあったらその言葉を
意図してそれをご自身の胸にしまいましょう!
今夜22:53、日本海側は晴れ、太平洋側は曇り、ところにより雨の予報です。
今夜5月の満月は、チリやほこり、そして黄砂などで霞むので「春霞(はるがすみ)」の幻想的なオレンジ色の満月です。
是非、観察してみてください。太平洋側でも、雨が降っても、雲の切れ間から見ることができるかもしれません。
3,ほかの月の満月の名
ほかの月をアメリカの先住民族たちがどんな名前で言ったのか、きになりますよね。
次の通りです、
1月:ウルフ:オオカミ月:狼が遠吠えする月
2月:スノー:雪月:雪で大地がおおわれる月
3月:ワーム:毛虫月:虫が土から顔を出す月
4月:ピンク:桃色月桃色の花が咲く月
5月:フラワー:花月:花が咲き乱れる月
6月:ストロベリー:苺月:苺の収穫月
7月:バック:雄鹿月:雄鹿の角が生え変わる月
8月:スタジョン:蝶鮫月:チョウザメ漁の月
9月:ハーベスト:収穫月:農作物の収穫の月
10月:ハンター:猟師月:狩猟を始める月
11月:ビーバー:海狸月:ビーバーがダムをつくる月(ビーバーに罠を仕掛ける月)
12月:コールド:寒月:寒い月
4,「フラワームーン」が入ったタイトルの映画『キラーズオブザフラワームーン』
それが昨年2023年映画上映された映画、
『キラーズオブザフラワームーン』は、
監督はマーティン・スコセッシ、
出演:レオナルド・ディカプリオ、
リリー・グランド・ストーン
上映時間:3時間06分で、
凄く見ごたえのある映画です。
アカデミー賞10部門にノミネートされました。
ストーリーはオクラホマ州での実話が基になっています。
この映画のフラワームーンとは住民族オセージ族のことです。
アメリカの人たちが忘れていた闇の歴史を夫婦愛?!と共に、描いています。
人種差別、搾取、支配、無抵抗に支配される愚かさ!
騙されているとわかっていても失わない誇り?!
重い題材の映画です。
でも、最後まで観客を引っ張るのは監督と出演者の熱意と演技力だと思います。
5,『キラーズオブフラワームーン』の背景
1920年代のアメリカ社会にはもともと、社会的偏見、人種差別、白人優越主義、
そんな社会があったようです。
もっと古い時代にアメリカ先住民はもともとの土地を追われ不毛の土地に住まわされていたのが、この時代にその痩せた土地から石油が出ると、
その土地に住んでいたオセージ族の生活は他の先住民族ではありえないほどの富を得ます。
それで、そこに、白人社会の嫉妬、偏見が渦巻き、お金に群がる人々がやってきます。
「先住民族は財産管理能力がないので、白人の後見人が必要」と、
まるで、法律を犯罪促進法のように使った当時の人々、裁判官。
映画の基になった実話は氷山の一角で、知られていないたくさんの類似事件があったということです。
(原作者によると犠牲者は数百人)
歪んだ社会の「当たり前」感覚が多くの犯罪と犠牲者を出しました。
6,『キラーズオブフラワームーン』の原作
この映画の原作は、『花殺し月の殺人インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』です。
(Killers of the Flower Moon :The Osage Murders and Birth of the FBI)
著者はジャーナリストのディビッド・グラン
ジャンルはノンフィクション
(事実を基にした小説ではなくて、事実の本:ノンフィクションです。)
アメリカで2017年4月、日本では2018年5月に発行されています。
7,この話の主人公は?
原作の主人公は、テキサスレンジャー出身の特別捜査官トム・ホワイトと言われています。そのトムが出てくるまではオセージ族のモリーを中心に話がすすみます
映画の主人公は、ディカプリオ演じるアーネスト。
最初、ディカプリオは、トム役だったそうですが、ディカプリオの希望でアーネスト役を彼が演じる事になり、大幅に脚本をかきなおして、今のかたちになったそうです。
アーネストとモリー夫婦を中心の話になって、オセージ族の生活が浮き彫りになり、
観客はオセージ族に、モリー情移入をしていきます。
だったら、主人公は、モリーでしょ!
8,最後に、
歴史の中で、かつて先祖たちが忘れたかったことは、あえて言葉にせず、
口にせず、記録に残さなかった結果、子孫に受け繋がれなかった「負の歴史」が、潜んでいます。
負の歴史は、例え時代が変わろうとも、つまり、子孫の時代になっていても、
明るみに出すべきだと思います。先祖に代わり、事実を受け入れ、負の感情を癒すことで、負の歴史が終わることができます。
子孫とっても、潜在的に背負っていたお荷物を降ろすことになり、「なんだかわからないけれど、出来なかった事」、「何かわからないけれど嫌な気持ちになる」ということが、解消されたり改善されたり、いろいろことがスムーズに進ようになったり、物事が良好になったりします。これこそが本当の意味での「先祖供養」だと思います。
この映画をきっかけに、そんなことが、無意識に起こった人々が世界中にたくさんいたのはないかと私は、思ってしまいました。
遠いよその国のよその人の事を言ってるのではなく、日本の、今ここにいる私のご先祖にも起こっていたことがあったので、こんな書き方をしています。
「フラワームーンの復元力、回復力を使い、この地球が、より良い場所へと進化出来ます。」 そうなります。と、今、魔法を使います。
では、また。