天使のカーテン:薄明光線、」その現象と意味

天使のカーテン、5月24日午前6時、神奈川県内で撮影


概要

1、「天使のカーテン」

2、「天使のカーテン」ができる条件

3、「天使のカーテン」の色

4、「薄明光線」の別名

5、チンダル現象とレイブラント、

6、チンダル現象とオーラ写真

7、天使のカーテンの意味:幸運の前兆?!

8、持ち歩く

 

1、天使のカーテン

5月24日、6時過ぎ、「天使のカーテン」を見た。

複数の雲の切れ間から複数の光が漏れて細かい光の線が地上に向かって放たれている。その放射線の中心は太陽だ。

 すごい光景だと、私はスマホのカメラを向ける。太陽は、厚い雲から出たり入ったりしている。最初にカメラを向けた時、太陽が眩し過ぎて、細かい線がうまく撮れなかった。

太陽が雲に入って、何とか撮ることが出来た。

 早朝にもかかわらず道行く人たち、数人の目にもこの「天使のカーテン」が見えているはずだが、私の感激をよそに、この現象に気付かないのか、興味がないのか、誰も、「天使のカーテン」を見ようともカメラを向けようともしない。

 もしも、これが、虹だったら、たとえ忙しい朝でも立ち留まり、写真を撮った人はいただろう。

 

 

2、「天使のカーテン」が出来る条件

この「天使のカーテン」の正式名は「薄明光線」

「薄明光線」とは「大気中の微粒子などで光の経路が見えるチンダル現象」と説明される。

「薄明光線」ができる条件は、

・太陽を遮るほどの厚い雲があること

・その雲に切れ間があること。

・その雲の下に雲粒よりももっと細かい水滴やチリなどが浮遊していること。

この条件がそろった時に光芒:光源の周りに放射状に伸びる光の筋ができる。

これが、「薄明光線」だ。

 「薄明光線」は朝や夕方に現れやすい。

 

3、「薄明光線」の色

「薄明光線」の色は高度が高いと白っぽく、低いと、暖色系の色:オレンジ色、茜色などになる。

 当日の日の出はだいたい4時半だから、日の出から1時間半も経つ6時は、太陽もかなり昇っていたので、白い光線だったということだ。

 

4、「薄明光線」の別名

 「薄明光線」は、古くは聖書から「ヤコブのはしご」と言われていた。

その後長い間「天使のはしご:エンジェルラダー」:まるで天使が天と地を行き来する梯子の様だといわれてきた。

 最近はまるで天使が作ったカーテンだと「天使のカーテン」と呼ばれることが多い。

また、「レイブラントの光線」いうこともある。

 

5、チンダル現象とレイブラント

チンダル現象とは、暗いところに明るい光が射し込むと、そこに浮遊していたほこりや塵がキラキラと光る現象。

 昨年7月、台風が接近する沖縄、慶良間の海で、スコールの後に雲の切れ間から漏れた光が薄暗い海の上にスポットライトを当てたように光っていた。美しいコンストラクションだった。 

 

 薄明光線は画家のレイブラントが好んで描いたので「レイブラント光線」といわれている。彼はチンダル現象で、光と闇のコントラストを強調して非日常や、神々しさを表現して成功した画家だという。

 

6,チンダル現象とオーラ写真

このチンダル現象を利用して、オーラ写真を撮ることができる。

スポットライトのような場所はオーラ写真スポットだ。

ワイ島の溶岩洞窟の天井に小さな穴が開いて、そこから暗い洞窟の中にスポットライトのように光が入っていた。そこに同行者に立ってもらいカメラを向けると、体の周りに色が見えた。

カメラを持つ人(私)と立った人が交代すると異なった色だった。これがその人のオーラの色だからだ。

 実は、そこは現地の人に内緒で教えてもらったオーラ写真スポットだった。

このことから、天然のスポットライトのような場所があると、私はカメラを向けたくなる。

 それで、宮古島の木漏れ日で、そんな光のスポットを発見した時、カメラ越しに見ると光の中にいる人のオーラが見えた。その時はたぶん20数名のスピリチュアルツアーだったので、みんなで、お互いのオーラ写真の撮り合いをした。

 洞窟探検ツアーで、青木ヶ原樹海にある富士山の溶岩洞窟に行った時に、洞窟の入り口付近で、そんなスポットライトなような場所を見つけた。だが、光量が足らず、撮れなかった。コントラストがイマイチだった。青木ヶ原は暗すぎた。残念!

 

 

7、「天使のカーテン」の意味

「薄明光線」を見たら、それは「幸運が訪れる前兆」とか、「運気上昇の予告」

と言われるようだ。

なぜ、「前兆」「予告」なのだろう?

「予告」とは、あらかじめ通知をして、準備を促す、進めるためのものだ。

だから、「幸運」「運気上昇」の時に何もしなかったら、その波に乗れない?!

 

「その時が来たら、それに気づいて、その波に乗るには何をすべきかわかる準備をしなさい」という天使のメッセージと解釈しよう。

 

 

8,持ち歩く『天使のカーテン」

あさ、「薄明光線」を見た時、すっかり忘れていたが、「エンジェルラダー」と言われる水晶を私はいつも身に着けていた。

ラリマーのブレスレットに一粒入っている。

意味は、「持ち主の潜在能力を引き出し進むべき道に導く。」

「幸運」「運気上昇」のチャンスが来た時に、後押しをしてくれるグッズらしい。

 

 人生の何度か、自分の努力の成果が出るときに、横から誰かが来てその美味しいところをしっかり持っていかれた辛い経験がある。

優しすぎてはいけない、自分の撒いたものの成果は自分で受け取ろう!

 

 

 

ブレスレットの一粒、エンジェルラダークォーツ